これまでダイヤモンドは嗜好品でしかありませんでした。買うときは業者間価格の何倍もの価格で買い、得るときは業者間価格の半分以下の価格でしか売れません。つまり、買った翌日に売ると、6分の1から、10分の1の価値になってしまいました。
高品質のものから次のように分類される。
FL、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3
◆ポリッシュ(カット面の輝き)
◆シンメトリー(カットの対象性)
上記3つの要素について、それぞれ高品質のものから次のように分類される。
Excellent、Very good、Good、・・・
また、必ずGIAかCGLの鑑定書が付いています。
どのようなダイヤモンドを選べばよいか、そのアドバイスをさせて頂きます。
完璧なダイヤモンドは、希少性が高く、金額も高いものになります。つまり、予算が決まっている場合は、最高スペックのダイヤモンドだと小さいものになってしまいます。最高スペックダイヤを身に着けたいという人は、迷わず、全ての要素が完璧なダイヤモンドを選んでください。

最高スペックのダイヤモンドを身に着けたい
迷わず、全ての要素が完璧なダイヤモンドを選んでください。
ただし、クラリティーだけは最上位の「FL」を避け、2番目の「IF」を選んでください。
なぜなら、FLのダイヤモンドを指輪などの台座に取り付けると、
「IF」に格が下がってしまう場合があるからです。
クラリティー:IF
まず、諦めないものを決めていきたいと思います。当店としては、「カット」のグレートだけは諦めて頂きたくありません。なぜなら、ダイヤモンドは、最高のカットをすれば、たとえ小さくとも、たとえ色や純度が劣っていても、必ず輝くからです。キラキラと輝いてこそダイヤモンドですから、この点だけは諦めて頂きたくありません。たとえ小さくとも、色や純度が劣っていても、カットが完璧であれば、煌めくのです。そこで、カットは「3EX」(Excellentが3つ)のものを選ぶことを推奨します。
この段階で、次の3つの要素は確定しました。
◆カット:3EX
◆鑑定書付き
「完璧」までいかなくとも、とにかく高品質なジュエリーを身に着けたい
スペックを少し落とすだけでかなり安くなります。
最高位ではなく、それに準じるスペックを選ぶ場合は、次のようになります。
カラー :E
クラリティー:VVS1
D - IFより約30%安くなります
カラー :F
クラリティー:IF
D - IFより約30%安くなります
全体的にグレードダウンしてバランス重視
特定の基準を捨てるのではなく、全体的にグレードを落として、バランスを保つというのは、賢明な選択です。
その場合、例えば、次のようなグレードの落とし方があります。
カラー :E
クラリティー:VVS2
D - IFより約35%安くなります
カラー :F
クラリティー:VS2
D - IFより約50%安くなります
カラーのグレードは維持したい
カラーとクラリティーを比較して、カラーを優先したい場合は、クラリティーを極力落とすという選択肢もあります。
とはいえ、あまりクラリティーを落としすぎると、肉眼で不純物が見えてしまうのは恥ずかしいものです。
そこで、10倍拡大で発見がやや困難な内包物が認められる(肉眼では全く分からない)「VS1」「VS2」、もしくは、10倍拡大で発見できる内包物が認められる(肉眼ではほとんど分からない)「SI1」「SI2」までクラリティーを落とすという考え方です。例えば、次のようになります。
カラー :D
クラリティー:VS1
D - IFより約40%安くなります
カラー :D
クラリティー:SI1
D - IFより約60%安くなります
クラリティーのグレードは維持したい
カラーとクラリティーを比較して、クラリティーを優先したい場合は、カラーを極力落とすという選択肢もあります。 とはいえ、カラーを最低まで落とすと、見た目、濃い黄色になってしまうため、ダイヤモンドらしさが失われてしまいます。 そこで、単独で見たら分からないものの、比較したら若干黄色がかっているのが分かるという程度までカラーを落とすという考え方です。例えば、次のようになります。
カラー :H
クラリティー:VVS1
D - IFより約50%安くなります
カラー :J
クラリティー:VVS1
D - IFより約65%安くなります
とにかく大きさにこだわりたい
この場合でも、カットだけは維持しましょう。
カットには「プロポーション」「ポリッシュ(カット面の輝き)」「シンメトリー(カットの対象性)」の3要素がありましたが、最悪でも「プロポーション」は「Excellent」を維持してください。「ポリッシュ」と「シンメトリー」は「Very Good」までは落としてよいでしょう。
色はJまでが限界、クラリティーはSI1が限界と考えます。その場合は次のようになります。
カラー :J
クラリティー:SI1
D - IFより約75%安くなります
ただし、SI1のなかでも、比較的内包物が目立つものとそうでないものがあるので、良質なものを選ぶようにしてください。 このグレードのダイヤモンドを買う場合は、1.0ct-D-IFのダイヤモンドを買う予算で、2.0ctのダイヤモンドを手に入れることができます(ただし、大きいダイヤモンドになるほど、内包物が目立ちやすくなるので注意が必要)

カラー :D
クラリティー:FL or IF
カット :3EX(Excellentが3つ)
完璧なダイヤモンドとしては、次の項目を満たしている必要があります。
◇ Fluorescence(蛍光性):なし
◇ Culet(キューレット):なし
◇ Depth %(デプス%):59.0%〜62.9%
◇ Table %(テーブル%):56-60%
◇ Girdle(ガードル):very Thin~Thick(No Extremely Thin、Extremely Thick or Very Thick)
◇ No Brown Shade(茶色の影がないこと)
◇ No Green Shade(緑色の影がないこと)
◇ No Milky(乳白色でないこと)
上記の条件を全て満たしたダイヤモンドです。